福祉について考える

 2年生では今年、総合的な学習で福祉について取り組んでいます。5月1日(火)には、車いすに乗ってみたり、さまざまな体験キットを利用して、老人体験・障害者体験をしました。実際にやってみて、どんな点で苦労しているのか、ほんの少しですがわかることができました。
 5月14日(月)には、実際に介護の場面に携わっている方に来ていただき、いろいろなことを話していただいたり、介護体験をしてみました。

まず、自分たちでお年寄りに扮したR君をベッドから、車いすに移してみました。

3人がかりでもなかなかうまくいきません。お年寄り役も大変です。

今度は女子グループです。高齢者体験キットを身につけたSさんをベッドから動かそうとしています。

ここでも悪戦苦闘です。

ここで、本日の講師の登場です。まず、介護をするときのさまざまな心構えを教えて頂きました。

古本先生は、先ほどは3人がかりでも,うまくいかなかったベッドから車いすへの移動も優しく声をかけながら、ひとりで難なくしてしまいます。思わず「ほー」というため息がもれました。

[いたいよー」

ありがとうございました。

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最初は3人がかりでも大変だったのに、やり方1つで一人でもできるなんて、驚きました。寝たきりの人の介護は大変だと思うし、難しいと思いました。まずは声をかけたり、相手を気にかけることが大切、お互いを気にかけて、幸せな生活を送れる環境をつくることは難しいと思うけど、実践していきたいと思いました。

先生の話を聞いてお年寄りのために何をしてあげたらいいかがよくわかった。必ず私も年を取るので、年をとった時にしてもらいたいことを考え、それを今のお年寄り達にしてあげたいと思った。これを夏休みに実践しようと思う。

自分の居場所があり、安心感のある事で幸せだと感じられるのは老人だけでなく、若者も一緒だと感じた。細かい心配りや相手を思いやる気持ちが大切だと思う。